2016年 06月 22日
エイサーの始まり
こんにちは!新宿エイサー 新虹(あらぬーじ)です!
入団1年目の新人Tがブログ担当します。もうすぐ、プレリュード本番です。
私は、プレリュード自体初参加なのでワクワクしています。
さて、私達は沖縄の伝統芸能である「エイサー」を踊っています。
エイサーとは何だ?という方もいると思いますので、一応沖縄出身である私が少し詳しく書いていきます。
エイサーの歴史は意外と古く、1603年に京都から来た上人(仏教での高僧の位)である袋中上人(たいちゅうしょうにん)が、念仏として伝えたのが起源とされています。
そこで、テーラシカマグチという人が念仏をウチナーグチに訳すとたちまち琉球全土に仏教が広まりました。
念仏に踊も組まれ、「踊り念仏」として踊られたのがエイサーの始まりとされています。
また、旧盆には先祖の霊と共に餓鬼もこの世にやってきて、餓鬼が先祖の供物を食べてしまいます。そこで、餓鬼にも供物をするのですが(これを施餓鬼(せがき)と言います)、琉球では餓鬼のお腹を満たすために踊り念仏が踊られました。
今でも、沖縄の一部の地域では旧盆のエイサーを「食いや念仏」と言われてます。
この事が、旧盆でエイサーが踊るようになったきっかけにもなります。
本番では、新虹のエイサーも本場の沖縄に負けないように熱く踊ります!
見てる人のお腹は満たされないですが、ワクワク感で心を一杯に出来たらと思います!
では、6/25に船堀でお会いしましょう。
by preludemusic
| 2016-06-22 07:30
| 参加団体から