2014年 06月 18日
弦楽合奏団アンサンブルディベルティメントです
参加団体の中で唯一の弦楽合奏団です。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの4種類の弦楽器で構成されている楽団です。
さて、今回は去年と同じくイギリスの作曲家ピーター・ウォーロックの「キャプリオール組曲」を演奏します。
ピーター・ウォーロックって誰よ・・・
正直な話、私もこの曲に出会うまでは全く知りませんでした。
しかも、調べてみたらこの人、ペンネームっていうじゃありませんか!
これって、いわゆる「呉田軽穂」とか「CREA」とかそういうこと?みたいな。
とはいえ、最近のクラシック業界ではイギリス音楽がアツいらしいので、チェックしていただきたい作曲家の一人です。
そして今回演奏する「キャプリオール組曲」って、なんだそりゃ?
簡単に解説すると、16世紀に書かれた舞踏の教本を見た作曲者が、それにインスパイアされて音楽にしたものです。
この教本は対話形式で書かれていて、その教え子として描かれている生徒の名前が「キャプリオール」なのです。
全部で6曲で構成されていますが、その中から抜粋して1、2、4、6楽章をお送りします。
聞きどころとしてはこんな感じ・・・
◆第1楽章 バス・ダンス
中世後期およびルネッサンス時代の代表的な宮廷舞踏で、やや速い三拍子。
先生の教えに対して、やや間違いながらも生徒がそれについていくといった対話形式がよく表現されている音楽です。
◆第2楽章 パヴァーヌ
素朴な2拍子の音楽で、ハンドドラムの音に合わせて列になって練り歩きながら踊る。
ダンスの相手を探す時の音楽だそうで、さながらナイトイベントでイケメン探しながら踊ってる的な。
◆第4楽章 ブランル
とても速いテンポの集団の踊りだそうで、基本的は二拍子なのに、実は不規則な混合拍子というなんともややこしい曲。
後半になるにつれてどんどんテンポが速くなるという、踊るにも演奏するにもなんともドSな音楽。
◆第6楽章 マタシャン(剣の舞)
一群の男性による、飾り用の剣を持って踊るダンス。聴いた感じもわりと野郎っぽいです。
剣が重なったり、甲冑に当たったりするような音が表現されているそうです。
最後に団員募集のお知らせを。わたしたちは常時団員募集しています。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのうちどれかを経験している方でしたら、ぜひ楽しい音楽をご一緒に!
見学希望や入団希望は下のアドレスまでお寄せください。
団HP http://ww.divertimento.jp
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by preludemusic
| 2014-06-18 20:00
| 参加団体から