2011年 06月 27日
僕が守る
gay vocal ensemble Sing out! Tokyoです。
今日は、今回演奏する曲のご紹介をば。
1曲目は、グスタフ・マーラーの
「さすらう若人の歌」より、「朝の野を歩けば」。
オリジナルは、オーケストラ伴奏による歌曲ですが、今回はピアノ伴奏、男声四部に
編曲されたものを演奏します。
メロディーはすごーく爽やかで聴いていると、とっても気持ちいいんですが、歌ってると、段々悲しくなってくる…。
なんと言っても、追い打ちをかけるような歌詞!ドイツ語なんですが、まとめると、
「いやあ、今日はすごくいい天気で気持ちいい日だな。
まあ、でも僕だけには関係ないけどね。ハハハ。」
もう、超ネガティブ全開!どうも、失恋の痛手から立ち直れないみたいで、ちょっと痛い子。
でもね、どうせドイツ語わからないし、ドイツ人、多分1人ぐらいしか来ないし(来るんか?)、笑顔で歌っちゃいます。
このブログ読んだ方、そんな歌詞と笑顔のギャップに着目ですよ~。
さて、2曲目は、
NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の2011年高校の部の課題曲、
「僕が守る」作詞は、銀色夏生、作曲は、上田真樹
毎年、Nコンの課題曲を追っかけてまして、ここ最近はポップスの歌手による作詞作曲が多かったのですが、
今年はいかにも合唱曲らしい曲。
コンクール用の曲ですから、アカペラ部分や難しいリズムとか、取りにくい音とか次々と罠が待ち構えています。
初めは何だこの曲!って苦痛だったのが、だんだん慣れてくると、え?ヤダ、こんなの出来るようになっちゃうんだ、
みたいな感じでだんだん快感に??
高校生の2倍、3倍生きているおっさんもいますんで、見た目は完全に無理ですが、気持ちだけはこの暑い夏にさわやかな曲をお届けしたい!そう思って練習しています。
「生きる理由がわからないなら、その理由を僕があげよう。」なんて、
超ピュアピュアなハートを注入しちゃいます。
それでは、演奏をお楽しみに~。
Sing out! Tokyo official web site ↓
http://www.geocities.jp/singouttokyo/
by preludemusic
| 2011-06-27 00:17
| 参加団体から